Q16:婚約破棄の慰謝料を請求したいのですが。

質問

婚約破棄の慰謝料を請求したいのですが。

 

回答

婚約破棄の慰謝料ということですから、婚約していたことが前提になりますね。

あなたと彼は、本当に婚約していましたか。あなただけが一方的に婚約したと思い込んでいたのではないでしょうね。まず、そこが出発点です。

婚約とは、婚姻の予約の事です。言いかえると、将来結婚しようと合意することをいいます。

この合意とは、単に1回「結婚しようか」「そうだね」という会話があったという程度のものでは足りないというのが判例の立場です。つまり、口説き文句に結婚の2文字を口にするだけで、本心から結婚しようと思っていない場合などは、法が保護する婚約とはいえないというのです。法が保護する婚約とは、正当な理由もなく破棄した場合は慰謝料が生じる余地がある場合を言います。

それでは、どのような場合であれば、法が保護する婚約といえるのでしょうか。

客観的に婚約と認められる儀式があればわかりやすいですね。例えば結納や仮祝言などです。それでも、これらの儀式がなければ婚約とは認められないというものでもありません。

指輪の交換や親、親族への紹介、友人知人への紹介、結婚式場や新婚旅行の下見(パンフレット等は必ず取っておきましょう)、新居の下見、上司に話して退職予定を打診したなど、いろいろな客観的事情を総合判断して婚約成立を立証することになります。

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