Q55:私は、25歳の独身女性です。合コンで28歳のイケメンと知り合い、3ヶ月交際したのち、男女関係を持ち、以来1年間おつきあいしています。そろそろ彼との結婚も視野に入れようかと考えていた矢先、弁護士から内容証明郵便が届きました。それによると、彼には、九州に妻子がいて、転勤で単身、東京支社に来ていたとのこと。彼の奥さんからの慰謝料請求書面でした。私は彼が独身だとばかり思っていたし、彼のマンションも女性の影はなく、土日も大体デートしていたので、既婚者とは全く気付きませんでした。彼曰く、もう、何年も破綻状態だとのことです。私は慰謝料を払わなければならないのでしょうか。

質問

私は、25歳の独身女性です。合コンで28歳のイケメンと知り合い、3ヶ月交際したのち、男女関係を持ち、以来1年間おつきあいしています。そろそろ彼との結婚も視野に入れようかと考えていた矢先、弁護士から内容証明郵便が届きました。それによると、彼には、九州に妻子がいて、転勤で単身、東京支社に来ていたとのこと。彼の奥さんからの慰謝料請求書面でした。私は彼が独身だとばかり思っていたし、彼のマンションも女性の影はなく、土日も大体デートしていたので、既婚者とは全く気付きませんでした。彼曰く、もう、何年も破綻状態だとのことです。私は慰謝料を払わなければならないのでしょうか。

回答

あなたが彼と男女関係に入ったときに、彼が既婚者であることを知らなかったのであれば、不倫による不法行為の成立要件である「故意」がないので、不倫による不法行為は成立しません。しかし、「故意」は目に見えるものではないので、あなたの方で「故意」はなかったと証明しなければなりません。ないことの証明は難しいとよくいいますね。あなたが彼のことを独身だと思い込んでいた証拠が必要です。例えば、これまでのあなたと彼とのメールの中で、あなたが「私も適齢期だから、この1年内にあなたと結婚したいの」と言ったところ、彼が「僕はいつでもいいよ。明日でもいいよ」と言ったとか、2人で結婚式場の予約を取ったとか、彼があなたのご両親に結婚の挨拶をしてくれたとか、、、あなたが彼のことを独身者だと信ずるのももっともだと思われる事実をできるだけ沢山集めることが大事です。例えば、彼と知り合った合コンが普通の合コンではなく、結婚を前提とした独身者が加入するパーティであったらそれも証拠になります。ただ、彼が参加資格たる独身を偽って居る場合もあるかもしれません。そもそも「故意」がなかった場合でも、「過失」があれば、やはり不法行為は成立してしまうのです。ですから、簡単に独身だと信じただけでは「過失」があるということになりますから、誰がみても独身と考えるのが自然だろうという証拠、状況が必要となります。

 実際の争いになると、不倫の当事者は、いや、相手は独身だとばかり思っていたので、自分には落ち度がなく、不法行為は成立しないと主張しがちなのです。ですから、客観的な証拠、誰がみても独身だと思う方が自然だろうという状況が必要となります。

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