Q32:主人と同じ会社の不倫相手に慰謝料請求をしようと思っています。ところが、その彼女が最近、海外の支店へ転勤してしまいました。海外での彼女の住所はわかりません。でも私の気持ちはこのままではおさまりません。どうしたらいいでしょうか。《訴訟編》

質問

主人と同じ会社の不倫相手に慰謝料請求をしようと思っています。ところが、その彼女が最近、海外の支店へ転勤してしまいました。海外での彼女の住所はわかりません。でも私の気持ちはこのままではおさまりません。どうしたらいいでしょうか。《訴訟編》

回答

不倫行為の証拠があるので、あなたから彼女に対し、彼女の勤務先支店気付で、慰謝料請求の意思を示した文書を送りましたね。《前質問》

 それで彼女との話し合いがつけばよろしいのですが、そうでない場合は、訴訟をすることになるかもしれません。相手が海外にいる場合でも、あなたは日本の裁判所に訴えを提起することができます。慰謝料請求のように、金銭を支払ってくれという訴訟の場合は、あなたの現在の住所地を管轄する裁判所に訴訟を提起できるのです。

 問題は、あなたが裁判所に訴状を提出しても、その訴状等の書面を彼女に届けること(これを「送達」と言います)が大変であることです。まず、彼女が住んでいる外国と日本の間に条約が締結されていて、その外国が協力してくれることになっていなければなりません。大きな国であれば、通常条約は締結されているでしょう。その場合は、領事館か外務省経由で中央官庁を通すことになります。次の難点は、費用(日本の場合より高額)と期間です。期間は、例えばアメリカへの送達ですと、領事館送達だと3か月、中央当局送達では5か月かかると言われています。ですから、全体の費用対効果を考えることも必要となりますね。

 

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