Q28:夫のいる女性Aと不倫をした結果、Aの夫から慰謝料請求をされて、200万円を支払いました。その際、合意書を取り交わしたのですが、その中に、今後一切Aとメール及び電話をしないという条項があり、違反した場合には、600万円を支払うとの条項がありました。 その後、Aからメールをもらったので、うっかり数回返信をしたのですが、それがAの夫にばれ、600万円を要求されています。

質問

夫のいる女性Aと不倫をした結果、Aの夫から慰謝料請求をされて、200万円を支払いました。その際、合意書を取り交わしたのですが、その中に、今後一切Aとメール及び電話をしないという条項があり、違反した場合には、600万円を支払うとの条項がありました。その後、Aからメールをもらったので、うっかり数回返信をしたのですが、それがAの夫にばれ、600万円を要求されています。

回答

不倫交渉で成立した合意書の中の違約金条項の問題ですね。違約金とは、ひらたく言うと、約束を破った場合に支払うことをあらかじめ約束しておく金銭のことを言います。さあ、あなたはAの夫と書面でかわした約束を破ったわけですから、形式的には約束違反として、600万円の請求を受けるでしょう。Aの夫は、キミは合意書の文面をよく呼んで署名押印したんだろうから、約束を守って600万円を支払う必要があると言うでしょうね。

 この違約金条項は、この手の事件では、当初、再度不貞行為を行った場合に最初の慰謝料と同額程度の金額として合意されることが多かったのです。それが、だんだんインフレ化し、昨今では、当初合意額の2倍、3倍といった高額の違約金が散見されるようになりました。確かに、もう不倫はしないと謝罪したのに、再度不倫を繰り返した場合に違約金を発生させるのは、額の高額化を留保すれば、理由のあることでしょう。しかし、不倫行為の再発ではなく、メールや電話をしたからといって、高額な違約金を取ることは問題があるといえましょう。

この違約金条項が合意書に入っていなかった場合に、あなたがAにメールをし、それについてAの夫があなたに裁判で慰謝料請求した場合に、はたしていくらの判決がでるでしょうか。おそらく、認められてもごく低い額であることは確かだと思われます。 したがって、あなたとしては、Aの夫に対し、真摯に謝り、低い額での違約金を支払うよう交渉して解決に至ることがいいでしょう。

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