Q24:独身だと言っていたのに、実は妻とは別居中で、しかもその間に妻に子どもを出産させていた男性に慰謝料を請求できますか。

質問

独身だと言っていたのに、実は妻とは別居中で、しかもその間に妻に子どもを出産させていた男性に慰謝料を請求できますか。

回答

同じような事例の裁判がありました。妻と1年前後別居中の男性が、既婚者であることを告げず、職場の未婚女性と交際していました。しかし、妻との関係が修復し、子どもを設けていたのに、それを隠して未婚女性との関係を続けた事例です。男性は、妻と別居して調停を申し立てていたのですから、当初は婚姻関係は破綻していたのでしょう。しかし、その後、妻との関係が元に戻り、子どもが出来たのですから、それを正直に話して女性との関係を終わらせるべきでした。それなのに、妻の出産後も、独身のふりをして関係を継続し、女性が妻からのメールを発見した際も、男性は妹からのメールだと強弁するなど、女性を欺罔しつづけて性的関係を続けたのです。女性は、真剣に男性を結婚相手と考えていたので、人格権侵害の不法行為として男性に対し、550万円の慰謝料を請求しました。判決は、男性に対し、人格権侵害の不法行為責任を認めましたが、男女関係の継続は2年間であり、そのうち、男性が妻との関係を修復した期間は半年であることから、慰謝料は100万円と判示するにとどめました(東京地裁平成27年1月7日判決)。

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