離婚裁判成立後に慰謝料請求した事例

結婚暦:5年(2年同居:3年別居)
子ども:1人
離婚原因:夫の不貞
慰謝料:15万円

 概要

夫と妻は、昭和35年に結婚し、子供も1人生まれましたが、妻は、昭和37年には夫及び夫の母からの暴力により単身実家に帰り、昭和40年には離婚訴訟の結果、離婚と財産分与(タンス等家具2物件のみ)等の判決を得ました。

その7ヶ月後、妻は夫に対し30万円の慰謝料請求を提訴し、15万円の慰謝料が認められました。慰謝料には、離婚原因慰謝料と離婚慰謝料がありますが、離婚慰謝料は、離婚が成立してはじめて評価されるものですから、離婚と同時でなくとも、離婚後に、時効(3年)成立前であれば財産分与後であっても請求が可能です。
ただし、財産分与がすでに慰謝料を含んで高額な場合はまた事情が異なりましょう。

 (最判昭和46年7月23日判決)

 

弁護士より一言

この事例の15万円という事例は、家族の経済状態が考慮されたと思われます。離婚の際に慰謝料請求をしなかった場合でも、時効成立前であれば、慰謝料請求が可能です。ただし、時効の期限については、個々に異なってきます。離婚後に慰謝料請求を検討されている方は、弁護士までご相談ください。

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