Q64:私は45歳の主婦ですが、夫が、ひいきにしているバーのママAと不倫行為をしている証拠をつかみました。そこでAに対して慰謝料請求の裁判をし、勝ったのですが、Aが自己破産を考えているという情報が入りました。Aが破産したら、私の債権はとれなくなってしまうのですか?

質問

私は45歳の主婦ですが、夫が、ひいきにしているバーのママAと不倫行為をしている証拠をつかみました。そこでAに対して慰謝料請求の裁判をし、勝ったのですが、Aが自己破産を考えているという情報が入りました。Aが破産したら、私の債権はとれなくなってしまうのですか?

回答

Aが自己破産すると、Aは債務を払わなくともよくなります。しかし、債務といってもいろいろなものがあります。たとえば、税金などは破産しても払う必要があります。つまり破産によって免責されないのです。このようにいくら債務がゼロとなっても免責されない債権は、ほかにも「破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権」も免責されないとされています。この場合の「悪意」とは「故意」つまり知って行為すること、とは別のもう少し強い「害意」をいうとされています。

 あなたの債権は、確かに不法行為に基づく損害賠償請求権ですが、Aがあなたに向けて積極的な害意を持っていたという事情はありませんから、普通の免責債権ということになります。つまり、Aが破産したら、あなたの債権は(彼女が他に財産を持っていない限り)とれなくなってしまうでしょう。

  • 不倫・浮気に対する慰謝料請求に関する相談受付中!TEL:03-3248-2785
  • TOPへ戻る